8月22日、週明けNY貴金属市場の金は下落。米追加利上げ観測に警戒感が広がるなか、金は軟調に推移。この日は新規材料や米経済指標の発表もなく、前週末にNY連銀のダドリー総裁やSF連銀のウィリアムズ総裁が、早期利上げに前向きな姿勢を示したことが引き続き圧迫要因となり、金は売られた。市場関係者の多くは、週末にイエレンFRB議長の講演を控え、様子見ムードが強まっている。白金も下落。金の下落に連動して売られた。米株価の軟調も売りを誘った。ただ、終盤にかけて安値拾いの買いも見られ、下げ幅を縮小して引けた。