1月24日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は下落。新規材料のないなか朝方は堅調に推移、一時は昨年11月22日以来、およそ2ヶ月ぶりに1220ドルの節目を回復したが、終盤にかけて利益確定の売りに押された。一方、白金は上昇。南アフリカ鉱山大手の雇用削減計画を巡る懸念が引き続き好感される中、トランプ米大統領が米自動車メーカー大手3社の首脳に対し、米国内に新規の自動車工場の建設を強く要請。これを受け、工業用需要が回復するとの期待感や、米株価が大幅上昇したことも買い要因に繋がり、節目とされる1000ドルを2ヶ月半ぶりに回復して引けた。