1月27日、週末NY貴金属市場の金は下落。引き続きトランプ米政権に対する期待などを背景に安全資産とされる金の魅力が低下し、一時は1180ドルの節目を割り込んだ。ただ、その後は売られ過ぎによる買い戻しや、昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)や同年12月の米耐久財受注の低調な内容を受けての買いで、終盤にかけて下げ幅は限定的となり、小幅安で引けた。一方、白金は上昇。朝方は金の軟調推移する場面もあったが、テクニカル要因による買いも見受けられ、小幅上昇して引けた。