4月3日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。米製造業景況感悪化の悪化やロシアの地下鉄爆破事件を受け金は買われた。米サプライ管理協会（ISM)がこの日発表した3月の製造業景況指数は前月から低下。加えてロシア北西部サンクトペテルブルクの地下鉄内で爆発が発生し、テロの可能性があると伝えられたことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な資産とされる金は買われた。ただ、今週は6,7両日に米中首脳会談、7日に米雇用統計といった重要イベントが相次ぐため、様子見ムードが強まった。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた他、最近の売られすぎによる買いで反発。ただ、金同様に上げ幅は限定的となった。