5月24日、NY貴金属市場の金は下落。米連邦公開市場委員会（FOMC)議事要旨の発表を控え様子見ムードが広がるなか、小幅下落。朝方は米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が前日、年内にあと2回の利上げを支持するとの見解を示したことで、ファンド筋の売りに押され軟調に推移。その後は、5月の米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨の公表を前に積極的な商いが手控えられるなか、1250ドル台を挟み売り買いが交錯するなか、終盤にかけ小幅下落して引けた。一方、白金は下落。金の値動きに連動し売られ小幅下落して引けた。米各付け大手のムーディーズ．インベスターズ．サービスが前日、中国の長期国債各付けを約30年ぶりに引き下げたが、相場には影響を与えなかった。