12/21 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2017年12月22日
金 | 1270.60 | +1.00 | |
PT | 919.70 | -1.80 | |
銀 | 16.239 | -0.036 | |
NY | ドル/円 | 113.34 |
海外貴金属市況コメント
12月21日、NY貴金属市場の金は上昇。米経済指標の発表を受け、金は小幅上昇。米商務省が朝方に発表した7月~9月期の実質GDP(国内総生産)確定値は季節調整済年率換算で前期比3.2%増と11月末発表の改定値(3.1%増)から下方修正され、市場予想3.3%増も下回った。加えて最新週の新規失業保険申請件数も、季節調整済で24万5000件と2万件増加したことで金は買われた。しかし、米税制改革案法案が前日に議会を通過したことで、投資家のリスク選考が強まり終盤にかけ金は売られ上げ幅を縮小、前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は下落。新規材料のないなか、終盤にかけ金の軟調の流れを受け小幅安で引けた。米株価上昇には反応は示めさなかった。