4月9日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのユーロ高、ドル安を受け金は上昇。朝方は軟調に推移。米中間の貿易摩擦激化に対する懸念後退を受け、米株価が一時急伸。投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、安全資産としての金は売られた。ただ、その後、外為市場でドルが対ユーロで下落したことや、シリアの科学兵器攻撃を受けて米とロシアの関係が緊迫化するなか、安全資産ととしての金は買われ小幅上昇して引けた。一方、白金は上昇。金の上昇に連動し買われた他、米中貿易摩擦激化に対する過度の懸念後退を受け、大幅上昇して引けた。