4/10 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2018年04月11日
金 | 1345.90 | +5.80 | |
PT | 933.10 | -6.30 | |
銀 | 16.596 | +0.067 | |
NY | ドル/円 | 107.22 |
海外貴金属市況コメント
4月10日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。朝方は軟調に推移。中国の習近平国家主席が経済問題などを討議する「ボアオ・アジアフォーラム」で演説し、通商政策で対立するトランプ米政権との対話に前向きな姿勢を示したことから、過度の貿易摩擦激化に対する懸念が後退。これを受け金は売られた。しかし、その後はシリアが化学兵器を使用した疑惑をめぐり、米国が国連安全保障理事会で独立調査団を新設する決議案を採決するよう要請。場合によっては米国が再び軍事行動に踏み切る可能性が浮上したため安全資産としての金は買われた他、外為市場でユーロが対ドルで上昇したことも買いを誘った。一方、白金は下落。米株価大幅上昇には反応せず、最近の軟調相場が継続した。