6月26日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。米中貿易摩擦の激化が世界経済に悪影響を及ぼし、商品（コモディティ）全般の需要が落ち込むとの見方が引き続き継続。加えて外為市場でドルが対ユーロ上昇し、金は軟調に推移、一時は年初来安値を更新した。ただその後は、本日発表された米経済指標がやや弱い内容となったため、下げ幅を縮小する展開となった。一方、白金は上昇。安値拾いの買いや、米株価反発に好感した買いで小幅上昇して引けた。ただ、商いは薄く低調。