7月24日、NY貴金属市場の金は下落。新規材料のないなか小動きに推移。世界的に株価が持ち直したことで投資家がリスク回避姿勢を弱めたため、安全な資産とされる金を売る動きが見られた。ただ、新たな材料が見当たらなかったことから積極的な商いは控えられ前日比ほぼ変わらずの小幅安で引けた。26日開催予定の欧州中央銀行（ECB）定例理事会や、週末発表の今年第2四半期米国内総生産（GDP）速報値を待ちたいとの思惑から様子見ムードが強まった。一方、白金は上昇。米株価上昇を受けた買いや、安値拾いの買いで小幅上昇して引けた。