9月24日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受けての買いや、米中貿易戦争激化に対する懸念から安全資産としての金は買われた。米中間の貿易摩擦問題をめぐり、中国側が今週再開予定の閣僚級の貿易協議を拒否し、対話の機会が失われたことから、投資家のリスク選好が後退し、安全資産としの金は買われた。ただ、25、26日に米公開市場委員会（FOMC)を控え、様子見ムードが広がったために、上げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。新規材料のないなか、米株価下落を受けた売りに押され小幅下落して引けた。