11/28 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2018年11月29日
金 | 1223.60 | +10.20 | |
PT | 826.30 | -9.00 | |
銀 | 14.325 | +0.241 | |
NY | ドル/円 | 113.69 |
海外貴金属市況コメント
11月28日、NY貴金属市場の金は上昇。米利上げ早期打ち止め観測浮上から金は上昇。朝方は小動き、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による講演を待ちたいとの思惑から積極的な商いが控えられた。しかし取引中盤以降は、パウエル議長が講演で米経済見通しに連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ決定に前向きな姿勢を示す一方、政策金利が景気の過熱にも冷やしもしない「中立金利」に近づいていると言及、利上げの打ち止め時期が迫っていることを示唆。これを受け、金に買いが集まった。一方、白金は下落。新規材料もなく様子見ムードが強まるなか軟調に推移。米株価大幅上昇には反応を示さなかった。