6月9日のNY貴金属市場の金は続伸。本日から始まった米連邦公開市場委員会（FOMC）で、金利上昇を抑制する政策が発表されるとの観測から、ユーロ・ドル相場でドルが軟化。ドルで取引される金に相対的な割安感が広がったことで続伸となった。また、米ダウ株価が、新型コロナウイルスの感染拡大で悪化した景気の早期回復への期待感から、前日まで6営業日続伸しており、この日は株価の上昇ペースへの警戒感から売りが先行したことも金には支援材料となった。