6月17日のNY貴金属市場の金は反落。米国で西部や南部を中心に新型コロナの新規感染者が増加した一方、ニューヨーク州のクオモ知事は、22日に経済活動再開の第2段階に入るとの見通しを示した。売り買いが交錯する中で、金は前日と大差ない水準となった。白金も反落。良好な5月米小売売上高などを受けて買いが膨らんだ前日の流れに対する反動で利益確定売りが先行。新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感が根強いことにも圧迫された。