2月1日、NY貴金属市場の金は下落。堅調な米経済指標が重しとなり、金は軟調に推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、模様眺め気分が広がる中、本日発表された1月のADP全米雇用報告・民間就業者数と、1月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が市場予想を上回ったことから、外為市場でドルが対ユーロで上昇。これを受けて金は軟調に推移した。取引終了後にFOMC声明が公表されたが、予想通りの内容となったことから、金の反応は限定的となった。一方、白金は上昇。朝方は金の下落に連動し、軟調に推移。しかし、終盤にかけて米株価上昇を受けて買い戻され、小幅上昇して引けた。