6/14 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2017年06月15日
金 | 1275.90 | +7.90 | |
PT | 951.90 | +27.70 | |
銀 | 17.316 | +0.369 | |
NY | ドル/円 | 109.59 |
海外貴金属市況コメント
6月14日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安、ユーロ高を受け金は上昇。本日発表された5月の米小売売上高が0.3%と市場予想の0.1%増を下回ったほか、5月の米消費者物価指数・同コア指数も下振れとなったため、米国の景気先行きに対する警戒感が強まり、ファンド筋の買い物が先行した。注目されたFOMCでは政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利が25ベーシスポイント引き上げられたが、追加利上げは市場予想通りであったものの、足元のインフレ鈍化が一時的との認識も明らかとなり、予想外にタカ派的見方浮上に、取引終了後は金は軟調に推移している。一方、白金は上昇。前日の売られすぎによる安値拾いの買いで反発し大幅上昇して引けた。ただ、金に連動し取引終了後は軟調に推移。