11/11 NY貴金属=金上昇、プラチナ小幅安
2014年11月12日
| 金 | 1163.00 | +3.20 | |
| PT | 1206.70 | -0.20 | |
| 銀 | 15.678 | +0.007 | |
| NY | ドル/円 | 115.83 |
海外貴金属市況コメント
11月11日、NY貴金属市場の金は小幅高。ショートカバーの買戻しや外為市場でのユーロ高ドル安を受け買われた。朝方はユーロ安ドル高を受け軟調に推移。一時は1140ドル台まで水準を下げたが、終盤にかけドルが対ユーロで地合いを緩めると一転して金は買い戻され、小幅上昇して引けた。市場関係者の間では「中国や欧州で実需筋の買いが活発化しているとの見方が支援要因となっている」と見る向きもある。ただ「欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)に踏み切るとの思惑も根強く、ドルの先高観に金相場の上値は抑えられるだろう」との声も聞かれた。一方、白金は小幅安。前日の弱地合いを引き継ぎ軟調に推移し1190ドル台をつけた。その後は、ドルの軟化や金相場の上昇に連れる格好で下げ幅を縮小し、前日比ほぼ変わらずの小幅安で引けた。






