11月26日、NY貴金属市場の金は小幅安。感謝祭を翌日に控え様子見気分が強まるなか、小幅安で引けた。本日発表された米経済指標に対しても特に反応は見られなかった。市場関係者の多くは「米国市場の休場を前に様子見ムードが漂ったほか、30日に行われる中央銀行の金準備売却禁止の是非を問うスイス国民投票の結果を見極めたい」としている。一方、白金は上昇。米国内総生産(GDP)の強い内容を受けて買われた前日の流れを引き継いで買われた。ただ、明日の米国市場が休場となるため商いは薄く低調だった。