12/4 NY貴金属=金小幅安、プラチナ上昇
2014年12月05日
| 金 | 1207.70 | -1.00 | |
| PT | 1245.90 | +18.40 | |
| 銀 | 16.575 | +0.163 | |
| NY | ドル/円 | 119.80 |
海外貴金属市況コメント
12月4日、NY貴金属市場の金は小幅安。米雇用統計を明日に控え、売り買いが交錯するなか小幅安で引けた。欧州中央銀行(ECB)理事会では金融政策の現状維持が決まり、追加緩和による金市場への資金流入を期待していた向きの失望売りがみられた。また、ドラギECB総裁が「来年早期に金融政策を見直す」と発言したことや、量的緩和(QE)実施の際には理事会の全会一致は必要ないとの考えを示すと投資家等の売り買いが交錯した。しかし、終盤にかけ明日の米雇用統計を見極めたいとの思惑が強まり小動きに推移した。一方、白金は上昇。白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」が3日に2014年の世界白金市場が27.53トンの供給不足になるとの見通しを示したことが材料視され、ファンド筋の買が膨らんだ。






