12/5 NY貴金属=金、プラチナ下落
2014年12月08日
| 金 | 1190.40 | -17.30 | |
| PT | 1219.50 | -26.40 | |
| 銀 | 16.258 | -0.317 | |
| NY | ドル/円 | 121.44 |
海外貴金属市況コメント
12月5日、週末NY貴金属市場の金は下落。米早期利上げ観測から安全資産としての金の魅力が薄れた。本日発表された11月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が32万1000人の増加となり、23万人増を見込んでいた市場予想を大幅に上回った。このため、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げに動くとの思惑が浮上。これを受けて、外為市場でユーロ安ドル高が進行。この動きを眺めてファンド筋の売り物が膨らんだ。白金も大幅下落。朝方は金の下落に連動し軟調に推移。一時、NY株式市場の堅調を眺めた買いに上昇する場面も見られたが、終盤にかけてテクニカルな売りに大幅下落して引けた。米雇用統計の発表を受け景気回復のペースが加速するとの期待感が強まり、NY外為市場ではドル買い・円売りが加速。一時は2007年7月以来、約7年ぶりの安値となる、121円台前半で推移した。






