12/10 NY貴金属=金、プラチナ下落
2014年12月11日
| 金 | 1229.40 | -2.60 | |
| PT | 1242.60 | -4.20 | |
| 銀 | 17.187 | +0.053 | |
| NY | ドル/円 | 117.84 |
海外貴金属市況コメント
12月10日、NY貴金属市場の金は下落。利益確定の売りや原油相場の下落にインフレヘッジとしての魅力が薄れた。朝方はギリシャの政局不安や世界的な株安などを背景に、リスク回避姿勢が強まったことから買いが殺到した前日の流れを引き継いで堅調に推移した。しかしその後は利益確定の売りに押されたほか、NY原油先物相場の下落によりインフレヘッジとしての金の魅力が薄れ、終盤小幅下落して引けた。白金も下落。金の軟調に連動した他、米株式市場の大幅安に圧迫された。ただ、南アフリカの電力会社エスコムが電力供給逼迫を警告していることを強材料視する向きもあり、下げ幅は限定的となった。NY外為市場で円が対ドルで上昇、117円後半をつけた。






