2月5日、NY貴金属市場の金は小幅安。米雇用統計の発表を控え様子み気分が強い中、ポジション調整の売りに小幅下落。本日発表された米週間新規失業保険申請件数が27万8000件と市場予想(29万)より良好な内容となったことや、米株式市場の大幅上昇を受け金は売られた。しかし、その後外為市場でユーロが対ドルで堅調に推移すると買い戻しも見られ、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けた。市場関係者の多くは明日の米雇用統計待ちで、積極的な商いを見送る向きが目立った。一方、白金は上昇。米株式市場の大幅高を受けファンド筋等の買いが継続した。