2/9 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年02月10日
| 金 | 1241.50 | +6.90 | |
| PT | 1220.40 | -1.20 | |
| 銀 | 17.070 | +0.376 | |
| NY | ドル/円 | 118.64 |
海外貴金属市況コメント
2月9日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。ギリシャの財政不安が強まる中、安全資産としての金が買われた。良好な内容となった前週末発表の1月米雇用統計を受け、安全資産としての魅力が低下して売り物が膨らんだ流れに対する反動から、安値拾いの買いが見られた。NY原油の上昇により、インフレヘッジとしての魅力が高まったことや、ギリシャのチプラス首相が2月末に期限を迎える欧州連合(EU)などからの金融支援の延長の条件である緊縮策を拒否する意向を表明し、同国の財政再建の先行きに不安が広がったことも買い材料につながった。一方、白金は下落。早い段階では金の上昇に連動し買われる場面も見られたが、米株式市場の下落を材料に需要減少懸念から売られ、終盤にかけて小幅安で引けた。






