3/26 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2015年03月27日
| 金 | 1204.80 | +7.80 | |
| PT | 1154.00 | +7.50 | |
| 銀 | 17.14 | +0.14 | |
| NY | ドル/円 | 119.21円 |
海外貴金属市況コメント
3月26日、NY貴金属市場の金は上昇。サウジアラビアによる隣国イエメンの空爆を受けてリスク回避としての金が買われた。イエメンが内戦状態に陥るとの懸念が強まる中、サウジアラビアがイエメンのハディ大統領の要請に基づき、同国の反体制派でイスラム教シーア派武装組織に対する軍事作戦を湾岸諸国などの軍と共同で開始。これを受けてリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金に買いが集まった。また、米アトランタ連銀のロックハート総裁の「当局はドル相場を注視している」という発言により、これを受けてドルが対ユーロなどの主要通貨で軟調に推移したことも金の買いを支援した。約3週間ぶりに1200ドルの節目を回復し、一時は1220ドル付近まで上昇。ただ、上昇による利食い売りに押され終盤にかけ上げ幅を縮小して引けた。白金も上昇。金の上昇に連動し買われた。ただ、終盤にかけ米株式市場の下落を受けた売りや、利食い売りに押された。






