4/8 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年04月09日
| 金 | 1203.10 | -7.50 | |
| PT | 1166.30 | -7.60 | |
| 銀 | 16.454 | -0.386 | |
| NY | ドル/円 | 120.14 |
海外貴金属市況コメント
4月8日、NY貴金属市場の金は下落。新規材料もなく堅調な米株価を受け利益確定の売りに押された。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて模様眺めムードが強まるなか、NY連銀のダドリー総裁が、予想外の弱い内容となった3月の雇用統計について「大きなシグナルはない」とほのめかした。また、年内の利上げ開始を予想したうえで、6月の利上げの可能性を排除しなかったことが圧迫材料となり、ファンド筋の売り物が先行した。貴金属取引終了後に公表されたFOMC議事要旨で、数名が6月の利上げ開始を主張していたことが分かり、時間外取引で一時1200ドルを割り込む展開となった。ただ、利上げ時期をめぐってはFOMC内で意見が分かれていることも改めて示されたため、終盤にかけて下げ幅を縮小して引けた。白金も下落。金の下落に追随する形で売られた。






