4/27 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2015年04月28日
| 金 | 1203.20 | +28.20 | |
| PT | 1153.40 | +32.00 | |
| 銀 | 16.394 | +0.758 | |
| NY | ドル/円 | 119.05 |
海外貴金属市況コメント
4月27日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。安値拾いの買いやギリシャ追加支援をめぐる協議が難航するとの思惑から金は買われた。前週末のユーロ圏財務相会合でのギリシャ支援結論先送りを受け、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が強まり、リスク回避の金買いが先行した。また、約5週間ぶりの安値で終えた前週末の取引に対する反動からの安値拾いの買いも活発となり、1200ドルの節目を回復して引けた。市場関係者の多くは「今年第1四半期の米国内総生産(GDP)が下方修正される」との観測から、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを急がないとの見方から金は堅調に推移すると見る向きが多い。白金も上昇。金の大幅高に連動して買われた。中国の追加緩和期待により工業用需要が回復するとの見方も支援要因につながった。






