4/29 NY貴金属=金下落、プラチナ上昇
2015年04月30日
| 金 | 1210.00 | -3.90 | |
| PT | 1161.50 | +2.90 | |
| 銀 | 16.670 | +0.079 | |
| NY | ドル/円 | 119.06 |
海外貴金属市況コメント
4月29日、NY貴金属市場の金は小幅安。前日までの上昇による利食い売りに押された。米商務省が本日発表した今年第1四半期の国内総生産(GDP)速報値が予想を大きく下回る低調な内容となったことを受けてドルが対ユーロで下落。これを受け金は買われた。ただ、取引終了後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の内容を見極めたいとの思惑から、積極的な商いが控えられ終盤にかけて小幅安で取引は終了。その後FOMC声明が公表されると、経済成長の鈍化は一時的なものとみなされたほか、6月の利上げを依然除外しない姿勢が示され、これらを嫌気する売りで時間外取引では、一時1200ドルを割り込む場面も見られた。一方、白金は上昇。安値拾いの買いに小幅上昇。ただ、本取引終了後の電子取引では、FOMC声明を受けた金の下落に追随し、軟調に推移した。






