5/11 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年05月12日
| 金 | 1183.00 | -5.90 | |
| PT | 1127.30 | -16.20 | |
| 銀 | 16.314 | -0.151 | |
| NY | ドル/円 | 120.09 |
海外貴金属市況コメント
5月11日、週明けNY貴金属市場の金は下落。朝方は堅調に推移。その後、ギリシャ債務不安の後退をきっかけに軟調に推移した。中国人民銀行(中央銀行)が追加利下げを発表したことから、同国からの需要増加観測が強まり、取引序盤には上昇する場面も見られたが、その後はギリシャが国際通貨基金(IMF)から借り入れていた12日期限の約7億5000万ユーロの返済を終えたとの報や、ユーロ圏財務相会合で支援再開は見送られたが、ユーログループ・ギリシャ声明で、「ギリシャと債権者との協議に進展がみられる」とされたことを受け、安全資産とされる金の魅力が後退し終盤にかけて下落して引けた。白金も下落。金の下落に連れ安となったことに加え、米株式市場の下落や中国の自動車販売の減少で、自動車用触媒として使用される白金の需要減退観測懸念から下落して引けた。






