6/3 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年06月04日
| 金 | 1184.90 | -9.50 | |
| PT | 1104.10 | -8.70 | |
| 銀 | 16.480 | -0.319 | |
| NY | ドル/円 | 124.25 |
海外貴金属市況コメント
6月3日、NY貴金属市場の金は下落。ギリシャの債務問題をめぐる進展期待や米早期利上げ観測の再燃に金は軟調に推移した。ギリシャのチプラス首相とユンケル欧州委員長が会談し、同国や債権団がまとめた合意案について協議。オランド仏大統領が、支援交渉は数時間以内に解決する可能性もある、との見解を示したことで、ギリシャ債務問題に対する懸念が後退し、安全資産とされる金の魅力が後退した。また、本日発表された5月のADP全米雇用報告・民間就業者数は20万1000人と予想の20万人を上回る堅調な内容となったことで、5月の米雇用統計の改善に対する期待感につながり、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測が高まり金を売る動きか強まった。白金も下落。朝方は米自動車販売の増加を受け、自動車用触媒として使用される白金の需要増加観測から上昇。しかし、その後終盤にかけて金の下落に連動する形で売られ下落して引けた。






