6/9 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2015年06月10日
| 金 | 1177.60 | +4.00 | |
| PT | 1108.50 | +7.30 | |
| 銀 | 15.957 | +0.002 | |
| NY | ドル/円 | 124.37 |
海外貴金属市況コメント
6月9日、NY貴金属市場の金は上昇。新規材料のないなか、安値拾いの買いで小幅上昇。ギリシャ支援協議が難航しているとの見方を背景に、安全資産としての金が見直された。中国の景気刺激策への期待や、原油相場の上伸によるインフレ期待の高まりも支援材料となった。しかし、通常取引開始後に発表された米国の4月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が、2000年12月の統計開始以来で最高を記録したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ開始が早まるとの観測から金は売られ、上げ幅を縮小して引けた。白金も上昇。金の上昇に連動した他、原油相場の上伸も買い要因に繋がった。しかし、欧米の株式市場の下落に嫌気したファンド筋等の売りに押され、上げ幅を縮小して引けた。






