6/11 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年06月12日
| 金 | 1180.40 | -6.20 | |
| PT | 1105.20 | -10.00 | |
| 銀 | 15.960 | +0.001 | |
| NY | ドル/円 | 123.45 |
海外貴金属市況コメント
6月11日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は下落。本日発表された5月の米小売売上高が前月から1.2%増と市場予想を上回る良好な内容となり、米経済の先行きに楽観的な見方が広がったため、外為市場でドルが上昇。安全資産としての金の魅力薄れた。しかし、ギリシャ支援協議に進展が見られないため、同国のデフォルト(債務不履行)懸念が金相場を下支え、下げ幅を縮小して引けた。市場関係者の多くは「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ開始の可能性は低いものの、最近の米指標が総じて良好であるため、早期の利上げ開始観測が金相場の重しになっている」と指摘している。白金も下落。金の下落に連動し軟調に推移した。ただ、欧米の株式市場の上昇に好感された買いも見られ、下げ幅も限定的となった。






