6/16 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年06月17日
| 金 | 1180.90 | -4.90 | |
| PT | 1079.80 | -8.80 | |
| 銀 | 15.965 | -0.118 | |
| NY | ドル/円 | 123.37 |
海外貴金属市況コメント
6月16日、NY貴金属市場の金は下落。17日の米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定を控え様子見気分が強まるなかで軟調に推移した。本日発表された5月の米住宅着工件数は市場予想を下回ったものの、同時に発表された住宅建設許可件数が約8年ぶりの高水準を記録する良好な内容となり、これを受けて米早期利上げ観測が浮上して金は売られた。しかし、明日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明や、18日のユーロ圏財務相会合の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂い、積極的な商いは控えられ、下げ幅は限定的となった。白金も下落。前日に約6年ぶりの安値圏へと下落した反動から、安値拾いの買いも見られた。しかし、終盤にかけ金の軟調に連動して売られた。NY株式市場の上昇には反応せず、4営業日続落して引けた。






