6/30 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年07月01日
| 金 | 1171.80 | -7.20 | |
| PT | 1078.60 | -2.80 | |
| 銀 | 15.551 | -0.113 | |
| NY | ドル/円 | 122.51 |
海外貴金属市況コメント
6月30日、NY貴金属市場の金は下落。ギリシャ情勢を睨むなか、外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は軟調に推移した。ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が引き続き支援材料となるものの、株式市場が反発に転じたことで、投資家のリスク回避姿勢が後退した。ユーロが対ドルで上昇したことも金の売り材料につながった。しかし、その後はメルケル独首相がギリシャの国民投票前の支援合意に否定的な見方を示したほか、ユーロ圏当局者がギリシャの国際通貨基金(IMF)融資返済に関して、ユーログループが資金提供を行うことはないと発言したことなどが買い材料につながり、終盤にかけ下げ幅を縮小して引けた。白金も下落。金の軟調に連動し売られた。米株式市場の反発は相場には影響を与えなかった。






