7/8 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年07月09日
| 金 | 1163.50 | +10.90 | |
| PT | 1035.80 | -5.70 | |
| 銀 | 15.163 | +0.194 | |
| NY | ドル/円 | 120.73 |
海外貴金属市況コメント
7月8日、NY貴金属市場の金は上昇。依然不透明なギリシャ情勢や中国株の暴落を受け、世界的な金融不安が膨らむなかで金は買われた。中国株式市場の下落傾向が続いているなか中国政府が相場を下支えしているが、投資家の不安は拭えずにリスク回避姿勢を強める格好。また、ギリシャ債務問題に対する懸念の根強さからも安全資産として金は買われた。ただ、終盤にかけ売りも見られ、上げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。中国株価の記録的ペースでの下落を背景に同国の工業用需要が低迷するとの見方が根強く、一時は1000ドルの大台近くまで下落した。終盤にかけ売られ過ぎからの買戻しも見られ、小幅下落で引けた。






