7/22 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年07月23日
| 金 | 1091.50 | -12.00 | |
| PT | 979.90 | -4.40 | |
| 銀 | 14.730 | -0.055 | |
| NY | ドル/円 | 123.98 |
海外貴金属市況コメント
7月22日、NY貴金属市場の金は下落。買い上げていく新規材料もなく、米利上げ観測が強まるなか、金は軟調に推移。外為市場でのドル高ユーロ安を受けての売りや、米国の利上げ時期が迫っているとの思惑からファンド筋の売りに押された。一時は1トロイオンス=1085.60ドルまで水準を下げた。その後は幾分買い戻されたが、2010年3月以来、約5年4ヶ月ぶりの1100ドル割れとなり、10営業日連続して下落した。市場関係者の多くは米国の利上げ時期をめぐって思惑が交錯しており、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に注目している。白金も下落。金の下落に連動し売られた他、中国経済の成長鈍化に伴う需要減少懸念や、米株式市場の下落も圧迫要因となった。ただ、終盤にかけて連日の売られ過ぎから買戻しも見られ、下げ幅を縮小して引けた。






