7/24 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年07月27日
| 金 | 1085.50 | -8.60 | |
| PT | 980.70 | -0.40 | |
| 銀 | 14.488 | -0.213 | |
| NY | ドル/円 | 123.84 |
海外貴金属市況コメント
7月24日、週末NY貴金属市場の金は下落。米利上げ観測を背景に下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が年内にも利上げに踏み切るとの観測が、引き続き相場を圧迫。中国の製造業PMIが低調であったことで、同国の金需要が落ち込むとの思惑から急落し、一時1トロイオンス=1070ドル台まで水準を下げた。その後、本日発表された米住宅関連指標が低調となったことで下げ幅を縮小したが、5年5ヶ月ぶりの安値で引けた。ただ取引終了後の時間外取引において、安値拾いの買戻しに反発し、一時1100ドル台を付けた。白金も下落。早い段階では、中国や欧州の製造業関連統計が低調となったため、工業用需要の減少懸念から売られた。しかし、終盤にかけ南アフリカの鉱山でのストライキ懸念や、鉱山大手アングロアメリカン・ロンミンがコモディティ価格の下落を受けて、人員削減に踏み切るとの報が伝わると、下げ幅を縮小して引けた。ただ、取引終了後の時間外取引では、金の上昇に連動して買われ10ドル以上値上がりした。






