9/1 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年09月02日
| 金 | 1139.80 | +7.30 | |
| PT | 1008.40 | -2.10 | |
| 銀 | 14.620 | +0.034 | |
| NY | ドル/円 | 119.40 |
海外貴金属市況コメント
9月1日、NY貴金属市場の金は上昇。中国経済の先行きに対する不透明感から、安全資産として金は買われた。8月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が3年ぶりの低水準となり、中国景気の先行き懸念が浮上した。また、中国の株式市場の下落が再び世界的な株安の連鎖を招き、投資家がリスク回避姿勢を強めたことから、安全資産としての金が買われる展開。一方、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁が利上げ開始の条件達成に懐疑的な見方を示したことも相場を支援した。金は1週間ぶりの高値となる1トロイオンス=1147.30ドルまで上昇した。ただ、週末の米雇用統計発表を控え様子見気分が強まり、終盤にかけて上げ幅を縮小して引けた。一方、白金は下落。世界的な株安を背景に工業用需要の減少懸念から軟調に推移。ただ、終盤にかけ金の上昇を受けて買い戻される場面も見られ、下げ幅は限定的となった。






