9/2 NY貴金属=金下落、プラチナ上昇
2015年09月03日
| 金 | 1133.60 | -6.20 | |
| PT | 1013.60 | +5.20 | |
| 銀 | 14.667 | +0.047 | |
| NY | ドル/円 | 120.35 |
海外貴金属市況コメント
9月2日、NY貴金属市場の金は下落。中国経済の先行き懸念が一時的に回避したことで金は売られた。欧米の株式市場が大幅反発となり、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産としての金の魅力が薄れた。本日発表された4-6月期米非農業部門労働生産性確定値が上方修正され、約1年半ぶりの大幅な上昇率を記録。8月のADP全米雇用報告で民間雇用者数は予想を下回ったものの、労働市場の底堅さが示されたほか、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会で追加緩和が示唆されるとの見方が一部で浮上。外為市場でドル高ユーロ安が進行し、金にとっては弱材料につながった。ただ、下げ幅は限定的で小幅安で引けた。一方、白金は上昇。欧米の株価が反発したことで工業需要の期待感から上昇して引けた。






