9月24日、NY貴金属市場の金は上昇。世界経済の先行き不安による安全資産としての金に買い集まった。ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス規制逃れが米国以外の欧州でも確認されたほか、VW社以外の欧州の自動車会社にも不正疑惑の報道が見られたことから、世界的な株価が下落。これによりリスク回避姿勢が強まったことから、安全資産とされる金に買いが集まった。8月25日以来およそ1ヶ月ぶりに1150ドルの節目を回復して引けた。白金も上昇。金の上昇に連動した他、売られ過ぎによる安値拾いの買いに反発して引けた。