9月25日、週末NY貴金属市場の金は下落。米年内利上げ観測強まりから金は軟調に推移。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長がマサチューセッツ大で講演し、年内に利上げを開始する意向を改めて明確にしたことから、年内の米利上げ観測が再燃。これにより、金は売られた。また、米商務省が本日発表した今年第2四半期の国内総生産(GDP)確定値が良好な内容だったことで、年内利上げに対する警戒感はさらに強まった。白金も下落。金の下落に連動した他、全般的にはドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の不正に端を発した需要減退懸念が根強いことや、年内の米利上げ観測の再燃などが影響した。米株式市場の上昇には反応を示さなかった。