10/13 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年10月14日
| 金 | 1165.40 | +0.90 | |
| PT | 992.60 | -3.30 | |
| 銀 | 15.907 | +0.043 | |
| NY | ドル/円 | 119.73 |
海外貴金属市況コメント
10月13日、NY貴金属市場の金は小幅高。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が後退し、外為市場でユーロが対ドルで堅調に推移したことで金は買われた。朝方は利食い売りに押され軟調に推移する場面も見られた。しかし、米セントルイス連銀のブラード総裁発言により利上げを支持する姿勢を示しながらも、10月の利上げが困難になる可能性があることを受けたほか、FRBのタルーロ理事が「現在のところ利上げは適切ではない」との見方を示したため、年内利上げ観測が遠のいたとの思惑から金は買い戻され、前日比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は下落。最近の上昇を受けた利益確定の売りに押されたほか、中国貿易統計の9月輸入が引き続き低調となり、同国経済の先行き懸念が強まり、白金需要の減少懸念から軟調に推移した。ただ、金が小幅上昇したことで白金の下落も小幅となった。






