10月28日、NY貴金属市場の金は上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策決定待ちのなか、NY原油先物相場の上昇や安値拾いの買いに上昇。本日発表されるFOMC声明で、今回の利上げ見送りはもとより、12月の利上げも見送られるとの見方が強まり金は買われ、16日以来約2週間ぶりの高値を付けた。ただ、取引終了後に発表されたFOMC声明で、12月会合での利上げの可能性を残したことから、外為市場でドルが対ユーロで上昇すると、金も売られ軟調に推移した。白金も上昇。米株式市場の上昇に買われ1000ドルを回復して引けた。ただ、取引終了後のFOMC声明を受け、白金は金同様に売られ、上げ幅を縮小して推移した。