11/9 NY貴金属=金小幅上昇、プラチナ下落
2015年11月10日
| 金 | 1088.10 | +0.40 | |
| PT | 914.40 | -25.60 | |
| 銀 | 14.413 | -0.278 | |
| NY | ドル/円 | 123.15 |
海外貴金属市況コメント
11月9日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。前週までの売られ過ぎによる安値拾いの買いで反発。朝方は先週末に発表された10月の米雇用統計が強い内容だったことで年内利上げ観測が強まり金売りが膨らんだ流れは一服し、安値拾いの買いに支えられた。ただ、新規材料もなく様子見ムードが漂う中、終盤にかけ前週末比ほぼ変わらずの小幅高で引けた。一方、白金は下落。前日発表された10月の中国貿易統計が616.40億ドルの黒字と市場予想(647.50億ドルの黒字)を下回ったことや、経済協力開発機構(OECD)が本日公表した世界経済見通しで、2016年の実質成長率を引き下げたことを背景に景気減速懸念が強まり、工業用需要の減少懸念から大幅下落して引けた。






