11/24 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2015年11月25日
| 金 | 1073.80 | +7.00 | |
| PT | 841.70 | -5.70 | |
| 銀 | 14.159 | +0.127 | |
| NY | ドル/円 | 122.52 |
海外貴金属市況コメント
11月24日、NY貴金属市場の金は上昇。24日、シリア国境付近でトルコ軍がロシア軍機1機を撃墜し、両国の緊張から金は買われた。朝方は売られ過ぎによる安値拾いの買いが優勢となるなか、トルコ軍がシリア国境付近でロシアの戦闘機を撃墜したと報じられ、同地域の地政学的リスクの高まりや、エジプトのホテルで「イスラム国」が関与したとみられる爆弾テロが発生したため、投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産としての金は買われた。一時1トロイオンス=1080ドル台に乗せた。しかし、終盤にかけ第3・四半期の米国内総生産(GDP)の上方修正を受けて、改めて米国の利上げ開始が意識されたため、上げ幅を縮小して引けた。一方、白金は下落。朝方は金の上昇に連れて買われる場面がみられたものの、ロシア機撃墜の報を受けて欧州株が下落したため、工業用需要の減少懸念から、終盤小幅安で引けた。






