12/3 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2015年12月04日
| 金 | 1061.20 | +7.40 | |
| PT | 847.50 | +15.10 | |
| 銀 | 14.077 | +0.068 | |
| NY | ドル/円 | 122.55 |
海外貴金属市況コメント
12月3日、NY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は買われた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、中銀預金金利をマイナス0.3%に引き下げるとともに、資産買い入れプログラムの6ヶ月延長を決定した。ただ、買い入れ規模の拡大など、より大規模な追加緩和を期待していた向きがユーロの買い戻しに動いたため、外為市場でユーロが対ドルで上昇。これを受けて金は買われた。しかしその後は、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、議会証言で年内利上げの可能性に改めて言及したため、上げ幅は縮小されて引けた。白金も上昇。最近の売られ過ぎによる買戻しや、金の上昇に連動して買われた。しかし、米株式市場の下落による白金需要の減少懸念から売られる場面も見られ、伸び悩んで引けた。






