1月7日、NY貴金属市場の金は上昇。引き続き中国経済の先行き不安や、中東の地政学的リスクの高まりを背景に、安全資産としての金に買いが集まった。中国上海・深州の両株式市場が開始直後に急落し取引が中止したことや、年明け以降世界的な株価下落が継続していることで、安全資産としての金に買いが集まった。サウジアラビアとイランが国交を断絶したことや、朝鮮半島の緊張高まり等も材料に金が買われ、節目とされていた1100ドルを回復して引けた。白金も上昇。朝方は世界的な株価下落に伴い、世界経済の先行き不安による白金需要の減少懸念から軟調に推移。しかし、終盤にかけ金の上昇に連動して買われ、小幅上昇して引けた。