2/5 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2016年02月08日
| 金 | 1157.70 | +0.20 | |
| PT | 903.70 | -2.60 | |
| 銀 | 14.778 | -0.072 | |
| NY | ドル/円 | 116.90 |
海外貴金属市況コメント
2月5日、週末NY貴金属市場の金は小幅高。本日発表された1月の米雇用統計は、非農業部門就業者数の伸びが前月から大幅に縮小したほか、市場予想も下回るなど低調だった。これを受け、金に買いが集まった。ただ、その後、時間当たり賃金や失業率の改善に注目が集まり、雇用の底堅さが示されたと見る向きが増加すると、金は売られ、一時は1150ドルを割り込んだ。しかし、終盤にかけ米株式市場が急落すると安全資産として金は買われ、前日比小幅高で引けた。取引終了後は買いが継続し大幅上昇している。一方、白金は下落。米雇用統計を受けて外為市場で対ユーロでドル安基調が一服したことや、米株式市場が大幅安となったことを背景に売り物が先行した。終盤、金が反転すると買い戻しも見られ、下げ幅は限定的となった。






