2月16日、NY貴金属市場の金は下落。世界的な株価下落に歯止めがかかったことから、リスク回避姿勢後退を受けて金は売られた。米国市場が「大統領の日」で休場となった15日に、アジアや欧州の株式市場が大幅高となり、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、安全資産として買われていた金が売られる展開となった。NY市場はこの流れを引き継ぎ、ファンド筋の売り物が先行し、一時1トロイオンス＝1200ドルを割り込んだ。本日発表された米経済指標が低調な内容となったことから買戻しも見られたが、上昇には転じなかった。白金も下落。NY株式市場が上昇したにも関わらず、金の大幅下落に連動して売られた。