3/4 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2016年03月07日
| 金 | 1270.70 | +12.50 | |
| PT | 986.30 | +43.60 | |
| 銀 | 15.694 | +0.548 | |
| NY | ドル/円 | 113.88 |
海外貴金属市況コメント
3月4日、週末NY貴金属市場の金は上昇。米雇用統計を受け、売り買いが交錯するなかで終盤上昇して引けた。朝方は軟調に推移。本日発表された2月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回る良好な内容となり、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全な資産として買われていた金は売られた。ただ、その後は雇用統計の平均賃金が予想外に2014年12月以来のマイナスに落ち込み、週平均労働時間も2014年2月以来、2年ぶりの低水準となったことで、失業率が今後上昇する可能性を示唆したため、年内の追加利上げに懐疑的な見方が再燃すると、金は買い戻され、一時は昨年2月以来、約1年ぶりの高値を付けた。ただ、取引終了後には高値警戒による利食い売りに押され、軟調に推移している。白金も上昇。金の上昇に連動して買われた他、米株価上昇に白金需要増の期待感から大幅上昇し、昨年10月以来の高値を付けた。






