4月25日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。新規材料のないなか、安値拾いの買いと、ショートカバーの買いで上昇。NY原油価格や米株価が軟化したことで、投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全な資産とされる金の魅力が高まった。本日発表された3月の米新築住宅販売件数の低調を受け、早期の米利上げ観測が後退したことも支援要因となった。白金も上昇。朝方は前週末に急落した流れを引き継いで1000ドル割れに迫る場面もあったが、終盤にかけて金の上昇に連動し買われた。米株価の小幅下落は相場には影響を与えなかった。